第 4 回

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12. DrK さん
平らな板の上に,3 cm の間かくで 2 本のくぎが打ちつけられています。一方のくぎに,長さ 15 cm の糸をつけ,その糸の先には半径 3 cm の円板をつけます。ここで,糸は円板の周上につけるものとします。そして,糸を張ったまま,(円板にくっついている) 糸の延長線上に円板の中心が常にあるようにして,円板を板からはなさないで動かします。また,糸が完全にくぎにまきついたとき,円板はくぎの周りを回転できますが,もう一方のくぎに引っかかります。このとき,

(1) 円板が通ることのできる部分の面積は何 cm2 ですか。
(2) 円板の中心がえがく曲線の長さは何 cm ですか。

ただし,円周率は 3.14 とし,1 辺の長さが 2 cm の正三角形の高さは 1.732 cm とします。

(1年間考えた割に簡単な問題)
解説

(1) くぎの間かくと円板の半径が等しいことに注意すると,円板が通ることのできる部分には,1 辺の長さが 3 cm の正三角形のすき間が 2 つできる。したがって,半径が 15+6=21 cm の円から,1 辺の長さが 3 cm の正三角形 2 つ分を取り除けばよいから,求める面積は
21×21×3.14−3×(1.732×3/2)÷2×2=1376.946 (cm2)

(2) 2 本のくぎと円板の中心が一直線上にある状態から,糸を時計回りにくぎにまきつけていくことにする。はじめ,円板の中心は半径が 15+3=18 cm の円弧をえがく。半周したところで糸はくぎに引っかかり,半径が 18−3=15 cm の円をえがき始める。同様に,半周えがくたびに 3 cm ずつ円の半径は小さくなっていき,ついには,糸が完全にくぎにまきつくことになる。そして,円板がもう一方のくぎに引っかかるまで,円板をくぎの周りに回転させるとき,円板の中心は半径 3 cm,中心角 120°の円弧をえがく。
同様にして,はじめの状態から反時計回りに糸をまきつけていくことができる。
したがって,求める長さは
(18+15+12+9+6)×2×3.14+3×2×3.14×2/3=124×3.14=389.36 (cm)

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