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『ついにやってきました 2001 年の算数トライアスロン。初挑戦ですがどーぞよろしく。初めて開催を知ったのが 8 月 29 日だから,それからおよそ 90 日。その間に私は 17 歳になりました。まあ苦労して作った問題ですから,4,5 分で解いたりしないよーに。
では問題。この文章 (=『 』内) には,1 が (a) 個,2 が (b) 個,3 が (c) 個,4が (d) 個,5 が (e) 個,6 が (f) 個,7 が (g) 個,8 が (h) 個,9 が (i) 個,そして,0 が (j) 個あります。このとき,これらの ( ) にあてはまる数の組合せをすべて答えてください。』
注意:
- (a)〜(j) に入る数はすべて 1 けたです。
- あてはめた数もカウントして文章が成立しなければいけません。
よくわからない人は下の例題を見てください。
- この注意書きや例題に出てくる数はカウントしません。
- 問題になっているのは文章中の数字の数です。例えば,2001 は "2","0","0","1" という 4 つの数字に分けて考えます。
例題: 「この文には,1 が (a) 個,2 が (b) 個,3 が (c) 個,4 が (d) 個あります。」
この例題では,(a,b,c,d)=(3,1,3,1) というのが答えの一つです。なぜなら,これらの数を文にあてはめたとき,文に出てくる数は「1,3,2,1,3,3,4,1」となり,1 が 3 個,2 が 1 個,3 が 3 個,4 が 1 個になっているからです。ちなみに,(a,b,c,d)=(2,3,2,1) というのも答えです。確認してみてください。
(試行錯誤の数え上げ 〜実話より〜)
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| ▼ 解説 |
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(a)〜(j) 以外に現れる数字の個数は次のようになる。
| 数字 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 |
| 個数 | 3 | 3 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 3 | 4 |
(a)〜(j) は 1 けたの数であるから,1〜9 のいずれか。すなわち,(a)〜(j) に 0 は入らないから,0 は 4 個と定まる。よって,4 は 3 個以上となる。
9 の個数について考える。
(a)〜(j) に入る数の和は,文章中に出てくる数の個数と同じである。(a)〜(j) には 1 個ずつ合計 10 個の数字が入るから,その和は 33 である。
9 が 5 個とすると,(a)〜(h) のうち 2 つに 9 が入ることになるが,このとき (a)〜(j) の和は最小でも 9+9+1+2+2+1+2+2+5+4=37 となり不適。
9 が 4 個とすると,(a)〜(h) のうち 1 つに 9 が入ることになるが,
- 3 が 9 個とすると,(a)〜(j) のうち 8 つに 3 が入ることになり,(a)〜(j) の和が最小でも 33 を超えてしまうので不適。
- 同様にして,4〜8 のいずれも 9 個とはできない
- 1 が 9 個とすると,(a)〜(j) のうち 6 つに 1 が入ることになるが,(a)〜(j) のうち,たかだか 2 つしか 1 は入らないので不適。
- 同様にして,2 が 9 個とはできない。
よって,9 は 3 個と定まる。
ここで,(a)〜(h) 以外に現れる数字の個数は次のようになっている。
このとき,(a)〜(h) の和は 33−4 (0 の個数) −3 (9 の個数) =26 である。
8 の個数について考える。
8 が 4 個以上とすると,(a)〜(h) の和は最小でも 8+8+2+3+2+1+2+4=30 となり不適。
8 が 3 個とすると,(a)〜(g) のうち 1 つに 8 が入ることになるが,
- 3〜5,7 のいずれかが 8 個とすると,(a)〜(h) の和が 26 を超えてしまうので不適。
- 1,2,6 はもはや 8 個にはならないので不適。
よって,8 は 2 個と定まる。
まとめると,次のようになる。
このとき,(a)〜(g) の和は 26−2 (8 の個数) =24 である。
7 の個数について考える。
7 が 4 個以上とすると,(a)〜(g) の和は最小でも 7+7+2+3+2+1+4=25 となり不適。
7 が 3 個とすると,(a)〜(f) のうち 1 つに 7 が入ることになるが,
- 3〜5 のいずれかが 7 個とすると,(a)〜(g) の和が 24 を超えてしまうので不適。
- 1,6 はもはや 7 個にはならないので不適。
- 2 を 7 個とすると,3,5,6 は 2 個になるが,もはや 1 も 4 も 6 個にはならない。
よって,7 は 2 個と定まる。
ふたたびまとめると,次のようになる。
このとき,(a)〜(f) の和は 24−2 (7 の個数) =22 である。
1 の個数で場合分けする。1 は 3 個または 4 個である。
(A) 1 が 3 個のとき:
6 は 1 個ではない,すなわち 2 個以上になる。6 を 3 個とすると,(a)〜(f) の和を 22 にするためには,2,4 が 6 個となるが,3,5 の個数を増やさないといけないので不適。よって,6 は 2 個と定まり,2〜5 のいずれかが 6 個である。
まとめると,次のようになる。
このとき,(b)〜(e) の和は 22−3 (1 の個数) −2 (6 の個数) =17 である。
2 を 7 個以上とすると,3〜5 のいずれかが 6 個になり,(b)〜(e) の和が 17 を超えてしまうので不適。よって,2 は 6 個と定まる。
残る (c)〜(e) は 3〜5 のいずれかである。
その和は 17−6 (2 の個数) =11 であるが,5 を 4 個以上とすると,(c)〜(e) の和が 11 を超えてしまうので不適。
よって,5 は 3 個と定まり,3 は 5 個,4 は 3 個に決まる。
したがって,答えは (a) から順に,(3,6,5,3,3,2,2,2,3,4) となる。
(B) 1 が 4 個のとき:
6 は 1 個と定まり,2 は 5 個に決まる。
まとめると,次のようになる。
このとき,(c)〜(e) の和は 22−4 (1 の個数) −1 (6 の個数) −5 (2 の個数) =12 である。
(c)〜(e) は 3〜5 のいずれかであるが,3 は 4 個以上にできないから,3 は 3 個と定まり,4 は 5 個,5 は 4 個に決まる。
したがって,答えは (a) から順に,(4,5,3,5,4,1,2,2,3,4) となる。
(A),(B) より,答えは (a) から順に,(3,6,5,3,3,2,2,2,3,4),(4,5,3,5,4,1,2,2,3,4) の 2 通り。
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